第10回 高等学校支援業務のご紹介

月一回、ハイパーブレインの魅力的な仕事をみなさんにご紹介する「HBIのお仕事紹介」。毎月ハイパーブレインの各業務の担当者にインタビューを行い、業務内容や魅力を記事にしてまいります。

今月ご紹介するのは「高等学校支援」のお仕事です。
ハイパーブレインは、県立の高等学校のICTサポートを行うため、県教育委員会に常駐してご支援しています。

ご支援内容

県教育委員会での常駐支援業務には、大きく分けて「サービスデスク」「サポートデスク」「GIGA運用支援センター」の3つの業務があります。
それぞれについてご説明いたします。

• サービスデスク
  主な業務内容は「常駐統括」です。後述のサポートデスクやGIGA運用支援センターの業務管理と業務支援を行っています。その他、業務を円滑に回すため、お客様とのコミュニケーションを大切に業務をしています。
• サポートデスク
  「県内教育用ネットワークシステムの運用保守」を行っています。システムに関する学校からの問い合わせ対応、サーバーやネットワーク機器の点検、システムの構成変更等が主な業務内容です。本システムは更改から3年が経ち、障害も少なく安定して稼働しています。
• GIGA運用支援センター
  「校内LANの運用保守」として問い合わせ対応やネットワーク機器の構成変更、「生徒用端末のヘルプデスク」として問い合わせ対応、「オンサイト対応」として学校へ訪問し機器の設置やLBO回線開通の立ち合い等をしています。

これらの業務を現場常駐者、リモート勤務者、オンサイト対応者で実施しています。勤務場所はバラバラですが、チャットを使った十分なコミュニケーションの元で連携しています。

当社だからできるご支援

県教育委員会に常駐して実施する業務は、ハイパーブレインが多く関わる小中学校のICT支援とは異なる面もあります。そんな中でも、当社は教育市場においてノウハウがあるので、先生方の問い合わせに素早く適切な対応ができたり、他の事例を参考により良いご提案をできたりする、と担当者は語ります。様々な校種のサポートに携わっている当社だからこそ、より密度の高いご支援が可能となっているのですね。

また、県立の高等学校全体をご支援するので、校数や関係者は現在当社が担当しているどの自治体よりも多くなっています。そのためシステムも比較すると大規模で複雑なのだそうですが、運用保守やサポート、構成変更等でこの業務に関われることは、教育市場のICT化にとても役立つと担当者は考えています。協力企業との協業の中で様々なノウハウや技術知識を得られる機会もあると言います。
こういった高等学校のICT支援は、当社が携わる他事業とは違う角度から「教育の情報化」に貢献している一つの形と言えます。

徹底した役割分担と整った協力体制

さて、ここまでご紹介してきたように、高等学校支援ではネットワークやサーバーに関係する業務があります。相応の高度な知識を持るメンバーだけが対応可能なイメージがありますが、実のところ必ずしもそうではないのだそうです。
なぜかというと、あらゆる業務の手順書や資料が数多く準備されている上に、役割分担と協力体制がしっかりしているからだと言います。限られた人しかできないのではなく、他の人でも実施できる状態に体制が整えられている、というのは安定して業務を遂行するために非常に重要なことです。
むしろ本業務では、学校の先生方や関係者の方々としっかりコミュニケーションをとって業務を進めていく能力の方が、知識や技能よりも大切なのだそうです。

現在は学校からのお問い合わせは情報担当者からメールのみで受け付けるルールとなっており、学校数に対してインシデントの対応件数は比較的少ないのだそうです。今後、先生方にとって利用しやすく、より良いご支援をするために、次期システム更改の際にルールの見直しをしたいとご相談しているそうです。こちらも先生方や関係者の方との関わりを大切にし、ユーザー目線でのサポートを考えているからこその考えと言えます。

最後に

今回は、高等学校のICT支援についてご紹介いたしました。
これまでに本ブログで取り上げた業務をご覧いただくとお分かりの通り、ハイパーブレインは小学校から大学まで、また現場でのご支援からシステム構築まで、幅広く「教育の情報化」に向けたご支援をしています。
携わる業務は様々ですが、先生方、行政職の方々、そして子どもたちのお力になれるようICTの面からサポートさせていただいております。

当社に興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。