GIGAスクール運営支援ツールEQ.bot
教育用HBIチャットボット「エクボ」のロゴ

ICTツールの問題は24時間待ったなし、では対応体制は?

「今日のおたよりはまだ届きませんか?」「ネットにつながりません」「子どもがタブレットを失くしてしまったようです」……ICTのプロではない教職員が、保護者のICTの困りごとまで引き受けざるを得ない状況になっています。

EQ.botは、ある自治体の教育委員会からの「先生の負担を減らし、働き方改革を進めると同時に、保護者への対応の質も上げたい」という要望を受けて生まれました。

保護者の悩み

  • タブレットをうまく使えない
  • 不具合なのかどうかも分からない
  • 問い合わせ先が分からない
  • 先生に電話をするしかない
  • 夜間や土日のトラブルはお手上げ

教職員の負担

  • 問い合わせが来たら対応するしかない
  • 対応中は他の仕事ができない
  • 似たような問い合わせが何度も来る
  • 電話対応だけで業務時間が終わってしまう
  • 超過労働、仕事の持ち帰り

現場の限界

  • 対応の履歴が残らず、業務として可視化されない
  • 対応の質は、問い合わせを受けた人のスキルに依存する
  • 対応ノウハウの蓄積と活用ができない
  • いつまで経っても大変なまま

EQ.botでできる「3つの改革」

問い合わせ対応の平準化

ヘルプデスクに届く問い合わせの7~8割は、適切なQ&Aを使えば自己解決が可能です。保護者と教員、ICT支援員それぞれのニーズに合わせたQ&Aコンテンツの提供によって、平準化したベストアンサーをお届けします。

チャットボット利用による人的負担軽減のイメージです。Q&Aチャットボットにより、7~8割のお問い合わせが自己解決可能になります。

保護者対応の自動化

これまで教育現場に「保護者対応を自動化するソリューション」はなく、保護者の方からの問い合わせに対応するのは教員の役目と考えられてきました。教員は保護者から話を聞いて子どもや家庭の状況を知ることで、教育という「正解のない仕事」の質を上げてきたためです。しかしICTツールの困りごとには明確な答えがあり、対応の自動化が可能です。

EQ.botは24時間いつでも問い合わせができ、誰もが最短で答えにたどり着ける仕組みを保護者に提供します。保護者への対応の質を上げると同時に教員を電話対応から開放し、本来の仕事である、子どもの教育に集中する時間を作ります。

Q&Aチャットボット「EQ.bot」とユーザーがやり取りをすることで、教職員の負担を軽減します。スマホからの問い合わせも可能です。

働き方改革の成果を見える化

教育現場の過酷さから人材不足が深刻化する中で、教員の働き方改革の必要性が叫ばれています。しかし、これまで個人の頑張りに頼っていた現場ではそもそも「過酷さ」が見えにくく、改革の効果を可視化するのが困難になっていました。保護者用EQ.botへの問い合わせ件数は、そのまま「これまで先生が対応していた、保護者の疑問の数」と言えます。EQ.botの利用データが従来の負荷と導入後の効果を示すため、教員の働き方改革の必要性と成果を定量的に評価できます。

EQ.botの始め方/使いかた

使い始めに、ICTの専門知識は不要です。学校教育の現場が本当に欲しいサービスを考えて「保護者向け」「教職員向け」「ICT支援員向け」にQ&Aを分け、それぞれに必要な情報を提供します。

用意するのは、コンテンツだけ

サーバやWebページなど、チャットbotが稼働する環境の構築は当社にお任せください。雛形としての汎用的なQ&Aデータベースをご用意し、自治体の教育方針に合わせたカスタマイズや導入支援のコンサルティングも提供します。

自治体専用のQ&Aサイトができるまでのイメージです。長年の実績を持つ当社が汎用的なQ&Aデータベースを提供し、更に自治体に合わせた導入支援コンサルティングを行います。

使う時は、読み込むだけ

保護者の方へは、EQ.botへのアクセスURLを配布します。特別なアプリやアカウントは必要なく、スマートフォンから2次元コードを読み込むだけでブラウザから閲覧と問い合わせができます。初歩的な疑問や急な困り事はもちろん、「以前に聞いたけれど、忘れてしまった」ような質問でもためらわず、いつでも何度でも、問い合わせていただけます。

新任の悩み「誰に聞けばいい?」もお手伝い

「保護者向け」「教職員向け」「ICT支援員向け」の3種類のQ&Aで、保護者対応の自動化の他、新しい現場に赴任した教職員やICT支援員のオンボーディングも支援します。自治体や学校によって少しずつ異なるルールをQ&Aに反映して、新しい現場での「迷い、悩み、困りの時間」を減らしてください。

利用者ごとにQ&Aを用意することで、保護者だけでなく教職員やICT支援員もチャットボットに気軽に問い合わせができます。

問い合わせ件数が急増しても、増員増強の必要なし

年度初めや長期休みの前後といった問い合わせの件数が急に増える時期でも、コールセンターの増員やサーバの増強は不要です。当社が保有するクラウド環境をご利用いただくため、トラフィックの増加に自動で対応できます。

現場に合わせて、より使いやすく

管理者向け機能「Q&A分析」機能を使えば、問い合わせの傾向と回答の評価を確認できます。「よく受け付けている質問」や「質問しているのは保護者か、教職員か」「回答に対する評価」が一覧表示され、管理者は状況に合わせて回答のメンテナンスや新規作成、削除、カテゴリー分けの再設定などができます。

管理者向け機能「Q&A分析」のイメージです。よく質問される事柄、質問者は誰か等が一覧表示され、より適切なQ&Aサイトにするためのヒントになります。

他製品とのデータ連携で、さらに便利に高度に

インシデント管理製品と連携すれば、これまで蓄積した対応履歴をナレッジ化できます。保護者向け、教職員向けはもちろん、ICT支援員やGIGAスクール運営支援センターに向けた情報も一元的に管理しつつ、各利用者のニーズに合わせたアップデートが可能です。

Q&AサイトのQ&Aデータとして、他製品のインシデントやソリューションをEQ.botにインポートすることで、データの一元管理や利用者のニーズに合わせたアップデートが可能となります。

まずはお問い合わせください

教育ICTの専門企業として蓄積した20年超のノウハウを生かし、なるべく速く使い始められる仕組みをご用意しました。導入支援や試験的な運用のご検討などに関しても、ぜひお気軽にお問い合わせください。