ハンドボール選手が調べるICT活用の今

次期学習指導要領が"画期的"と評価の声、本当に実現するのか…学校の責任が重くなる?楽観視では見えない3つの懸念
https://news.yahoo.co.jp/articles/f13df75fc4d12c98decc53def175c43ad7c85464

文部科学省が情報教育の拡充を提案

今回ご紹介するのは、約10年に1度の学習指導要領の改訂に向けた議論が大詰めを迎えているというニュースです。文部科学省は、情報教育の拡充方針を示し、小中学校の各教科の授業時間について、学校裁量で最大15%程度まで削減できる案を提示しました。

学習指導要領の見直しを検討する背景

見直しが検討されている背景として、ネットや生成AIの利用が普及し、情報活用能力の育成がこれまで以上に重要になっていることがあります。
文部科学省によると、情報の活用、適切な取り扱い、特性の理解の3点の現状課題が挙げられています。
具体的には以下のような課題があります。

  • 情報の活用
    小学校において教科等に明確な位置付けがなく、地域や学校による差が大きい
  • 適切な取り扱い
    メディアリテラシーについての学校の取組差が大きい(発信源の確認、複数媒体の比較等)
  • 特性の理解
    学校種を通じ、生成AI等の先端技術に関わる内容が明確に位置付けられていない
AIに脳が接続されているイラスト

調べ学習や探究学習の時にネットで検索したものや、生成AIに尋ねて返ってきたものをそのままコピー&ペーストして利用することが、大学生や社会人だけでなく、小中学生にも広がっています。
また、宿題も生成AIに頼れば簡単に教えてくれる時代になっているといわれています。
このように生成AIの活用は便利な一方で、自分で考える機会が減ってしまう可能性もあります。私自身が学生でも、日々の練習に追われる中で便利さや時間の短縮を求めて同じように利用してしまうかもしれません。
しかし、便利さと引き換えに自分で考える機会が減ってしまうのは大きな懸念点です。また、フィッシング詐欺や自分の信念に近い情報しかとってこないフィルターバブル等は、大人にとっても子どもにとっても深刻な問題となっています。

今回の改訂案

小学校3年生以上から総合の授業で「情報」の領域を取り扱い、中学校では、技術・家庭を分離して、情報・技術科(仮称)として情報教育を拡充する案が出ているそうです。
情報に関する授業は増えますが、今の社会動向を考えるとやむを得ないものであり、むしろチャンスだと私は感じています。
私たちアスリートも、プレーの動画分析などでICTを日常的に使っています。これからの子どもたちには、技術に使われるのではなく、技術を使いこなす力を身につけてほしいと思います。
みなさんは今回の改訂案についてどう考えますか?

|参考・引用|
文部科学省 教育課程部会 情報・技術ワーキンググループ(第5回)配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/118/mext_00001.html

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン総務部広報課・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!