ハンドボール選手が調べるICT活用の今

最先端技術で体育授業 ICT、AIで動きやフォーム適切に 指導者不足対応へhttps://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20251017-OYTNT50361/

自分の動きを可視化

今回紹介するのは、静岡西高校の体育の授業で、ドローンのトラッキング技術を活用して、*¹アルティメットの生徒たちの動きを可視化する授業が行われたというニュースです。
試合後、生徒たちはAIも活用しながら、動きの改善や「コートを広く使う戦略」を考えたそうです。

今回行われた授業では、ドローンのトラッキング(追跡)技術を使い、生徒の位置情報を瞬時に追って動きを可視化しました。ゴルフの授業では、頭や手首、足首、腰の6か所にセンサーを着け、スマートフォンで自分のスイングを撮影し、アプリ上で自分の動きをアバターで再現してプロ選手のフォームと全方向から比較しながら、改善点を確認したとされています。

体育の授業で細かく個々分析するのは、先生だけでは無理なことなので本当にレベルの高い最先端の授業だと思いました。私は実業団でハンドボールをしていますが、トレーニング時に動画を撮ってどこが違うのか、どういう動きをしていたのかを客観的に見たり、いい動きとそうでない時を自分の目で見比べたりはするものの、ここまで細かく可視化し、自分の動きを分析することはありません。
それが授業で行えることがとても羨ましく思います。また、この授業が行えるようになれば先生の負担も減るし、生徒自身の「気づく力」の向上にもつながると思います。

誰もがわくわくできる授業へ

授業を受けた生徒や授業を行った教諭も「動作を改善しやすい」や「レベルの高い授業になった」などと振り返っています。
記事の中で鈴木准教授も言っていたように、体育は他の授業と違って、個々のレベルに合わせた教え方が必要な教科だと思います。授業を通して、体育が好きな子がより技術向上をするだけではなく、苦手な子でも自分の動きの特徴を知り、少しでも「できる」が増えていけばいいなと思います。

実は、当社も「学校体育における運動意欲の向上」をテーマにした、AI活用の実証プロジェクトの実証事業者として選定されています。児童・生徒の動きを可視化すること、子どもたちの再挑戦を促す先生方の適切な声掛けを収集・分析することを実証の柱とし、AI活用によって生徒たちが、ワクワクと自ら挑戦する体育の授業を行えるように実証することを目指しています。
このように体育やスポーツの世界でもAI活用が当たり前になってくるかもしれませんね。

*¹アルティメット
フライングディスク(フリスビー)を用いて各チーム7人で行うスポーツ

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン総務部広報課・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!