第4回 大学支援業務のご紹介

月一回、ハイパーブレインの魅力的な仕事をみなさんにご紹介する「HBIのお仕事紹介」。毎月ハイパーブレインの各業務の担当者にインタビューを行い、業務内容や魅力を記事にしてまいります。

「教育の情報化に貢献し、豊かな社会と会社を作ります」

突然ですが、これは弊社の経営理念です。ハイパーブレインが目指すのは、小中学校だけではなく、大学や高等学校、専門学校も含めたあらゆる教育現場の情報化です。

今回は大学支援グループの仕事について、D大学の担当者に話を聞きました。

大学ICT支援という仕事

D大学では、ICT運用に関わる学内全体でのご支援を任せていただいています。その内のいくつかをご紹介します。

  • 教職員、学生からの問い合わせ対応
    学内のヘルプデスクとして、ご質問やお困りごとに対応しています。コロナ禍の学びを支えて来たオンライン授業に関するサポートもしています。
  • 教職員のPC、TeamsやOffice365等のオンラインツール、学務システム等の運用支援
    ICT機器の利用を通じて学内の業務や授業が円滑に行えるよう、サポートしています。技術面での知識はもちろんのこと、学務や教務、総務に係る手続き等についても理解した上で、求められているご支援を的確に行います。
  • PC教室の管理運用、PC等の機器貸出対応、アカウント管理、ライセンスの管理・申請対応
    学内のICT担当職員に代わってこれらの業務を担当し、処理のスピードアップや職員の負担軽減に寄与しています。
  • サーバーおよびシステムの運用管理
    小中学校と比べ規模の大きい大学では、学内サーバーも多数あります。これらの運用管理を適切に行います。

ニーズに適した支援をするために

大学の特色や雰囲気は、学校によって様々です。ICT環境も同じく多種多様で、大学が変われば使用している学内システムや運用もまるで異なることが多くあります。

ハイパーブレインの大学支援グループは、学校ごとの運用の違い理解したサポートを徹底しています。他との違いを理解することが、その大学に適したICT運用をするための支援に繋がると考えているからです。

例えば、オンライン授業で利用されることの多いMicrosoft Teamsの運用一つとっても、チームの作成ルールやメンバーの追加方法、各種権限のルール、アドレスやエイリアスの活用方法などなど、大学の方針や運用によって様々なものが変わってきます。

それらの項目について、「なぜそうなのか」を学校目線で理解した上でのご支援こそが、単にシステムに詳しいサポート業者ではなく、教育ICT支援者として求められるご支援であると考えています。

一方で、複数の大学の支援に携わる中で、共有的なノウハウとして活用できる部分を相互に生かしてより良い支援をすることも重要です。例えば、情報セキュリティに関する情報や事例はどの大学においても重要なので、必要な情報は大学支援グループ内でスムーズに共有し、各担当大学での周知やセキュリティ対策の実施等をしています。

業務において心がけていること

日々の対応において、大切にしていることがあります。

人と人とが関わる業務である以上、技術面にどれだけ詳しくても、教職員や学生に適切な伝え方ができなければ意味がありません。そのため、「伝える力、聴く力=コミュニケーション」を重視したサポートをしています。学生と直接関わることもあるので、情報部門担当者として、学生がICTを上手く活用して円滑に学習できるよう意識して支援しています。

また、大学支援では色々なソリューションやサービスに触れる機会があります。様々な運用に対応できる基礎知識や新たなものへの応用力を持つことも重要です。ほとんどのメンバーが情報セキュリティマネジメント資格を取得する等、担当者のセキュリティの意識も高く、一人一人が主体性をもって日々の業務やスキルアップに努めています。

コロナ禍における活躍

さて、大学の教育ICTに関して昨今話題となった事柄として、コロナ禍における急速なオンライン授業への対応が挙げられます。コロナ禍を迎える以前からD大学の支援に携わっていたハイパーブレインも対応にあたりました。

オンラインでの授業実施が必要となってから、まずZoomやTeams等のソリューション選定のための提案から始まり、他業者とも連携して環境設定やマニュアル準備、教職員への研修会といった事前準備に取り掛かりました。かなりの問い合わせが見込まれたため、学校からの依頼の元、新たな対応要員の確保や問い合わせ窓口の設置を進め、迅速に体制を整えました。

オンライン授業開始後しばらくは電話が鳴りやまず、メールや来訪を含め1日150件超の問い合わせがあったと言います。ICTが特に苦手な先生にはリモート接続したり、先生のオンライン授業に同席したりといったサポートもしました。ここまで、わずか数週間での出来事です。一番苦労をされたのは他でもない先生方ですが、大学での学びを止めないために出来る限りのご支援をしてきました。

課題解決に向け全力でサポートいたします

本記事でご紹介したD大学を始め、ハイパーブレインの大学支援グループは学校に最適なICT運用の実現に向け、あらゆる大学でご支援しています。また、授業や教育の質向上のためのご提案もしています。詳しくはソリューションをご覧ください。

これまでのサポート経験で、先生や職員の方々、学生の皆さんが安心安全にICTを活用できるご支援のノウハウを培ってまいりました。

もし、現在のICT運用において「技術」「時間」「コスト」「人事計画」に課題を感じていらっしゃるなら、是非ともハイパーブレインにお任せください。

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投稿者プロフィール

深井明理
深井明理
株式会社ハイパーブレイン 教育DX推進部所属
元中学校教員
正社員として入社後、パートへの勤務変更、海外からのテレワーク、産休・育休取得を経てフルタイム正社員として復帰しました