教育用生成AI「AI+brain」提供開始 ~子どもの生成AIリテラシーを高め、個別最適な学びを促進~
先日の新着情報でもお伝えしましたが、株式会社ハイパーブレインは、2025年4月より全国の教育機関に向け、教育用生成AIサービス『AI+brain(アイブレイン)』の提供を開始しました。本日4月9日付でプレスリリースを配信しましたので、改めて本サービスをご紹介いたします。
本サービスは子どもたちの生成AIリテラシー向上に貢献し、教育現場での安心・安全な生成AI活用を促進します。また、直感的な操作で子どもたちの発達段階に応じた回答を生成でき、個別最適な学びにも寄与します。

製品ページ:https://www.h-b.co.jp/solutions/ai-brain/
サービス提供の背景
これからの社会では、生成AIを活用する能力(生成AIリテラシー)が不可欠となり、その習得は日本のDX人材育成にも大きく貢献します。近年、教育分野においても生成 AIが子どもたち一人ひとりの学びを深め、個別学習を支援する役割が注目されていますが、安心・安全な活用を進めるには、仕組みや適切なプロンプト入力の指導が課題です。 『AI+brain』は、当社が25年以上にわたり教育の情報化を支援してきたノウハウを基に開発されたサービスで、子どもたちの生成AIリテラシーを育みつつ、シンプルな入力で個に応じた学習支援を実現します。
『AI+brain』の主な特徴
1.生成AIを学べるラーニング機能
ファクトチェック、ハルシネーション、著作権など生成AIに関する知識を習得できる機能も備え、子どもたちのリテラシー向上に繋がります。
2.直感的な操作性
学年・性別・利用目的を選択し、質問を入力するだけ。複雑なプロンプト入力は不要です。
3.学習段階・利用目的に合った回答
小学校低学年から中学生まで、学習内容や興味関心の違いを考慮し、発達段階に応じた理解しやすい言葉遣いで回答を提供します。高校生・大学生にも対応しています。また、ひらがなのみの回答や読み仮名をつけることも簡単な選択で可能です。
4.安心・安全な設計
不適切なキーワードを自動でフィルタリングするため、教育現場で安心して利用できます。「学びのデータは学習者本人のもの」という考えの基で設計しており、ユーザー入力データの取り扱いには細心の注意を払っています。


期待される効果
個別最適な学びの促進
シンプルな操作入力で最適回答を生成するAIを活用することで、子どもたちが自主的に学びを深めることができます。フィルタリング機能も備わっており、安心して使用できます。
未来のDX人材育成
生成AI自体を学びつつ活用する経験により、自然と生成AIリテラシーを醸成できます。情報活用能力や問題発見・解決能力が培われ、DXに対応できる人材育成に繋がります。
教師の業務効率化、保護者の安心
教師が校務や授業準備に活用し、業務効率化を図ることができます。また、家庭でも信頼できる学習補助ツールとして活用できます。
今後の展開
子どもたちの質問履歴を閲覧・分析できる管理機能を実装予定。教師の適切な指導監督の下で生成AIを利活用する環境基盤と、収集データをより個別化された学習活動に活用できる仕組みを整えます。なお、データ収集は「学びのデータは学習者本人のもの」という考えに則り慎重に実施します。
また、『AI+brain』への質問を一般的な生成AI向けに変換したプロンプトを参照できる機能を搭載することで、学びの目的に適した生成AIサービスを選択・活用する応用力を育成します。
使いながらリテラシーを伸ばす生成AIなら AI+brain
ご質問や資料請求などは、お気軽にお問い合わせください
お電話でのお問い合わせはこちら
受付時間 9:00~18:00[土・日・祝日除く]
メールでのお問い合わせはこちら