ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
前回は49分18秒までを視聴し、GIGAスクールサポーター配置支援事業について考えていきました。今回は51分20秒まで視聴し、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について考えていきます。
今頃、コロナのお話? と思う方もいると思いますが、これは令和2年の動画をもとに書いています。
【文部科学省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hV5HHl0uITk
地方創生臨時交付金とは
お恥ずかしいことに、いつも分からない言葉が多く、動画を視聴する際に何のこと? となることが多いので、今回は先に言葉の意味を調べてみました。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金とは、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援して、地方創生を後押しするために国が自治体に対して交付する資金のことです。
この交付金は、下記のように新型コロナウイルス対応のための取り組みである限り、原則、地方公共団体が自由に使ってもいいとされています。
- 新型コロナウイルス感染症に対する対応(感染拡大防止策、医療提供体制整備)
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた地域経済、住民生活の支援事業
今回はこの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について考えていきます。
どう使う?
動画では、GIGAスクール構想でICTの活用を進める中で、通信費や端末費、モバイルルーターの整備費、学生・教員が、学校・自宅で使うICT環境の整備・運用代などのうち、他の支援施策の対象とならない部分や超える部分に地方創生臨時交付金を充当すると述べてられています。
簡単にまとめると、今はもう少し金額が上がっていますが、動画の当時は端末1台あたり4万5千円分が児童数の3分の2に端末整備費用として補助されてました。そこで、その4万5千円を超える部分や、3分の1の部分も新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で補助をするということです。
これを聞いて、そもそもなんで3分の1は補助しないんだよ! と思っていましたが、そんなことはなくちゃんと地方財政措置に含まれているそうです。何に活用するかは自治体で決められますが、国が普段からもっと教育にお金を使えるようになればいいなと思ったのが私の率直な意見です。ですが、このように交付金をうまく活用して、コロナ禍のような予測不可能な事態が起きても学びを継続させることが何より大切なことです。
どのくらいの額なのかを調べてみると、令和2年度の第1次補正予算は1兆円、第2次補正予算は2兆円措置されています。学校のICTの活用を進める上で、常にどんな予算制度があるかを把握し、どんな状況でも児童生徒がよりよい学習を受けられる環境作りが大事だと思いました。
|参考・引用|
内閣府ホームページ 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg6/20220419/pdf/shiryou6.pdf
投稿者プロフィール
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株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!
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