ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読

       「GIGAスクール構想の実現」とは  ~学校情報化の目的と概略~

今回は、文部科学省の高谷浩樹さんのお話を動画で視聴しました。
第1回は9分15秒(学習指導要領改訂の方向性)までを視聴して、解説していきます。

《文部科学省動画》
https://www.youtube.com/watch?v=CtHWnraIajA

文部科学省の動画 ?

今回は、前回までと違い、文部科学省の動画を見て、分からないところを教えていただき分かった事を私なりに伝えていきたいと思います。初めの紹介のほうは、聞きなれない言葉が続いたので、絶対に難しい・お堅い動画と思っていました。ですが、私的に動画のほうは、かなり! わかりやすかったです。

なので、それをもっと簡単に分かりやすく説明していきます。まず今回の動画のテーマがGIGAスクール構想の実現 です。正直、? しかありませんでした。この言葉は一度置いておきます。

Society5.0とは

Society5.0(ソサエティー5.0)
ICTに興味のある人は聞いたことがあるかもしれない、まだたくさんの人には浸透してるとはいえない言葉です。

Society5.0というのを簡単に言うと

|狩猟(狩りをしていた・自然との共生)

|農耕(農作業を始めた・定住化の定着)

|工業(工場で働き始めた・大量生産)

|情報(コンピュータの発明・情報交通)

に続く、5番目の社会のことを表しています。この5番目の社会では、技術革新に進化が起きていると言っていました。確かにインターネットが当たり前になり、お店や飲食店でもAIをよく見かけるようになり、ライフスタイルも変化しています。
このように、社会の構造は変わっていく。それがSociety5.0(ソサエティー5.0)です。

お金の変化と影響

豚の貯金箱からお金が出ている

この構造の変化が分かりやすく説明されていました。

それは、お金です。

重さがあって目に見える(コイン・紙幣)、何かと買う時に使っていたお金。
これは江戸時代から変わってないものだったそうです。

それが今では、キャッシュレスや電子マネーなどお金を実際に持っていなくても、簡単に支払いをすることができます。それができるのは、インターネットが発展して、個々の銀行のデータにアクセスできるようになったからです。

ここで印象的だったのが、

経済の根本・お金のあり方が変わっている=人々の働き方も変わる!

ということです。それを聞いて私が感じたのは、お金の受け渡しがいらないなら、レジに人は要らない、銀行員も必要ではないのでは? ということです。実際に、最近は今まで人がやっていた仕事を機械やAIで行うことが多い。
それは、いいことでもあり、少し不安でもあります。学校現場でも同じような考え方が増えています。

変化の時代

子供たちのなりたい職業も変化しています。

今までは、スポーツ選手やお医者さん、お花屋さんなど、(ちなみに私はデザイナーになりたかった! )でしたが、今はユーチューバー、イースポーツプレイヤー、ゲームクリエイターなど、IT関係が増えているそうです。

このように、ITの発展は子供たちの未来にも変化を与えていることが分かります。ここで、学校ではこんな不安が生まれています。

・今学校で教えていることは、時代が変化したら通用しないのでは?
・人工知能の急速な進化が、人間の仕事を奪うのではないか?

確かに、ここまで大きく社会の構造が変化しているのに、学校で教えることは変化しないならこの不安はなくならないと思います。

この時代を生き抜く力

ビルが建っている、空には飛行機が飛んでいる

そこで文部科学省では、これを前向きに受け止め、主体的に対応しないといけないと考えています。

向き合い、関わり合い、自らの可能性の発揮、よりよい社会・幸福な人生の創り手になるための力を子供たちに育む学校教育をしていく必要がある。

「子供たちはこういう社会を生きていくのだからこういう社会を生き抜く力をつけていく」
と伝えています。

この考え方はとてもいいと思いました。社会が変化するならそれを受け止めて、変化の中でも生きていける力をつければ、社会に合わせて自分の役割を見つけたり、社会ももっといい方向へ変化していくと考えます。でも、生き抜く力をつけるには、実際何をするのか疑問に思いました。

これからの方向性

その疑問の答えとして、これからの学習指導要領改訂の方向性で分かります。これからの教育では、

・情報活用能力は言葉と同じ! という位置づけにしよう(情報活用能力=学習の基盤)
・学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動を充実させよう

という考え方を取り入れて教育をしていき、子供たちに社会で生き抜く力を育むということです。このように、ICT環境を受け入れていくことは大事だと思います。

ハイパーブレインでもANSHIヘルプデスクなど、学校のICT環境整備やICTを活用した学習活動を充実に役立つことをしています。
社会が変化していく中で教育の方法も変わっていきますが、うまくICTを活用し、よりよい社会になっていくこと、そのサポートを私たちの会社でもどんどん行っていきたいと思いました。

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!