<常駐支援日記 12月号>-新年準備!サポート期限を振り返る–

みなさん、こんにちは。情報システム常駐支援を行っているYです。
12月に入り、空気も寒くなってきました。2019年も終わりが近づき、2020年が目前です。5月から令和が始まった2019年ですが、本記事を見られている方で5月にWindows7のサポート期限について触れさせていただいたのを覚えていますでしょうか。実はWindows7以外にも、サポート期限が迫っているマイクロソフト製品がいくつかあるため、新しい年の準備として、再度いくつかサポート期限について取り上げたいと思います。

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 サポートが切れるとどのような問題があるかについては5月の記事でご説明させていただきましたが、こちらでも軽く触れさせていただきます。簡単にいうと、「セキュリティー上の修正、更新プログラムの配信が止まるため、悪意ある第三者の標的になりやすくなり、メーカーのサポートも受けられない可能性が高くなる」ことです。サポートを受けるためには期限が切れる前に新しいバージョンに移行する必要があります。
 では、各製品の期限についてです。Windows7が2020/01/14であるのは5月にご説明しましたが、それ以外にも「Office2010」が2020/10/13にサポート終了となっています。OfficeはWordやExcel、Powerpointなどのことですが、一度ご自身が使用されているofficeのバージョンをご確認いただくと安心です。確認するには、officeソフトを起動し、左上タブの「ファイル」-「アカウント」を見ていただくと、「製品情報」に「Microsoft Office Professional Plus 2013」のように表記されていると思いますので、確認いただければと思います。

また、「Windows Server 2008 および 2008 R2」もWindows7と同じ2020/01/14にサポートが終了しますので該当サーバーを導入されている場合はご注意ください。他のWindowsOSの期限ですが、「Windows8.1」は2023/01/10となっております。こちらはまだ3年ほど猶予がありますが、利用されている方はWindows7と同じく早めにWindows10への移行の準備をされることをオススメします。

Windows10を利用されている方も、各バージョンごとにサポート期限があるため注意が必要です。通常では、Windows10は定期的にバージョンが更新される大型アップデートを実装されていますが、各バージョンのサポート期限は約1年半ほどです。2018/04に配信されたバージョン「1803」も先月の2019/11/12にサポートを終了しております。バージョン「1809」も2020/05/12にサポートが終了するため、該当のバージョンをご利用の方は早めに最新版へアップデートされると安全です。Windows10のバージョン確認はデスクトップ左下「Windowsマーク」-歯車マークの「設定」-「システム」-「バージョン情報」よりご確認できます。

 改めて振り返ると身近なソフトでもサポート期限が迫っているものが意外とあったりします。特に今後メインとなるWindows10は従来よりも各バージョンのサポート期間が短いため、更新のタイミングやサポート期限に注意する必要があります。私たち常駐支援員もお客様に適切なタイミングでご案内ができるよう、情報を漏らさぬよう意識して集め、業務を行っています。
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このような形で今後も月1回お届けしようと思います。常駐支援について、参考になれば幸いです。ご意見、ご質問等をどうぞよろしくお願いいたします。

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