ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
適切な学校ICT環境整備に向けて
前回は2分30秒までを視聴しました。今回は、11分までの内容を視聴し、考えていきたいと思います。
コロナ禍だからこそ、学校設置者にもやれることがある。
【文科省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hV5HHl0uITk
ICT環境整備
前回紹介したように、コロナ禍になってから、ICT環境整備をしようとする動きがかなり進み、令和2年8月には、ICT環境を整備することを目指すと言っていました。
これは可能なのか? 学校数などを考えると数百万台の端末が必要になります。
ここで、問題になってきたことが「8月までに揃えることは難しい。」という学校設置者からの声でした。
この問題に対しての文科省は、様々な措置をすれば児童生徒の手元に十分早く届くと答えています。
その措置というものについて考えていきたいと思います!
措置①
まずは、優先する生徒を決めるということ。
例えば、小6や中3の最終学年の生徒や、経済的理由でICT環境を作れない家庭に絞って優先された児童生徒から先に届くようにする。そうすれば、必要としている人の手元に早く届くようになります。
次に、調達行為、可能な限り前倒しにするということ。
コロナ禍だから…ではなく、コロナ禍でも供給することは可能。少しでも早く正式に決まった台数の確保をするべきと言っています。事業者側としても、確定して初めて世界市場から必要台数の確保が出来るので調達・発注行為をなるべく早く行うことが必要。コロナ禍だからこそ、早め早めに行動を起こすべきだということが分かります。
措置②
納品の前倒し、優先する児童生徒分の納期分割すること。
これは、学年全員・学校全体の大量の端末台を一括ではなく、優先分を分割で納品することで、負担が小さいので頼みやすくなり、数も少ないことで早くなるというプラスの面があります。
最後にキッティング等作業工程の簡略化。ちょっと難しく聞こえる言葉ですが、言いたいことは
キッティング(初期化)をもっと簡単にしようということ。
従来のままでは、台数も多いうえに時間もコストもかかるのでそこを改善していくことが必要です。
このように、何かしらの措置を取れば、児童生徒の手元になるべく早く届くということが分かりました。
また、OS事業者専用窓口や文部科学省に直接お問い合わせをすると、必要数台は準備してもらうことが出来たり、何らかの対処はしてくれるようです。
このように、コロナ禍を言い訳にせず、設置者側も行動することがICT環境整備を早めることに繋がると思いました。
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株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!
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