私の会社とSDGs

今回はいちごで有名な栃木県です。いちご農園、一度は行ってみたいです!
栃木県の企業ではどんなSDGsの取り組みがあるのでしょうか。
今回は、1つの企業に絞ってみましたので、一緒に学んでいきましょう。

SDGsの多様な取り組みが1台で実現

今回私はこの言葉に目が留まり、株式会社八洋さんのSDGsの取り組みをご紹介することに決めました。
八洋さんでは、募金型自販機 ボランティア・ベンダーを提唱し積極的に普及・運営をしてきました。
八洋さんのWebページによると、ボランティア・ベンダーとは、VVステッカーのある自販機で飲料が購買されるごとに、自動的に設置先様、飲料メーカー様、八洋の三者から1本当たり各1円ずつ(計3円)の寄付が集まる募金型自販機だと紹介されていまます。

主な寄付先によって17項目全ての取り組みに貢献することができています。
寄付金が寄付先で、SDGsの取り組みに繋がっていくということです。簡単にいうと、自動販売機で、設置先、寄付先のSDGs推進のきっかけづくり、サポートをしているというわけです。

すごい所は、募金できることだけではありません。この自動販売機は下記6つの機能を兼ね備えています。

自動販売機のイラスト
  1. 募金機能(売り上げの一部が寄付金となり、寄付先へ)
  2. 気候変動対策(消費電力に相当するCO2排出分をJ-クレジット制度によってオフセット、実質的にCO2排出量がゼロに)
  3. 災害救援(災害時にフリーで商品を提供)
  4. ユニバーサルデザイン(上段のボタンに届かない人に配慮し、低い位置にも購入ボタンを設置)
  5. 森林保全(円柱型紙製容器カートカン®を利用することで、収益の一部が「緑の募金」に寄付)
  6. フードロス対策(賞味期限の近い飲料を通常価格より安く販売)

事業に協力することでSDGsに貢献

自動販売機で様々な企業や自治体のSDGsの推進をサポートしている八洋さんですが、自社では項目1(貧困をなくそう)、項目3(すべての人に健康と福祉を)、項目4(質の高い教育をみんなに)、項目7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)、項目11(住み続けられるまちづくりを)、項目12(つくる責任使う責任)、項目13(気候変動に具体的な対策を)の7つの項目に貢献しています。

項目1(貧困をなくそう)の取り組みとして、東京都足立区立足立入谷小学校では、希望する児童とその兄弟に地域の方が無料で朝ごはんを提供する事業があるそうです。その事業の運営費用の全額を八洋さんがバックアップしています。

このように八洋さんでは自社で行うというよりも、自動販売機を活かしてSDGs推進のサポートを行ったり、今回ご紹介した足立入谷小学校のように事業に協力したりというような形が多い気がしました。
実際に何か行うことだけでなく、事業に協力、支援することもSDGsの取り組みになることを今回初めて学びました。簡単なことではないと思いますが、実際に自社で何かを始めるよりも、すぐに取り組めそうではないでしょうか。
それにしても、SDGs な販売機、一度は出会ってみたいですね。

|引用・参考|

株式会社八洋
http://www.hachiyoh.co.jp/index.html

自動販売機・自販機の八洋|SDGsへの取り組み
http://www.hachiyoh.co.jp/sdgs/

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!