令和5年度 ICT支援員(情報通信技術支援員)の配置状況2
文部科学省のWebサイトは、新着情報一覧に載らない更新が様々あります。この資料もその1つ。令和5年度ICT支援員(情報通信技術支援員)の配置状況です。令和5年度分なので、そのうち削除されるかもしれない資料となります。全3ページ分、スクリーンショットを撮って確認していきましょう。
令和5年度 ICT支援員(情報通信技術支援員)の配置状況

文部科学省 令和5年度 ICT支援員(情報通信技術支援員)の配置状況 https://www.mext.go.jp/content/20250120-mxt_jogai01-000010766_002.pdf (2025年8月21日閲覧)
都道府県別のICT支援員配置状況が掲載されています。これは、下に表がついている通り、「その都道府県内のICT支援員の人数」と「その都道府県内の学校数」で計算をした結果のものになります。
佐賀県や東京都はものすごく充実しているように見えます。例えば佐賀県の令和3年の状況は
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00382607/3_82607_219039_up_7yt3ea3d.pdf
P8 によると、「ICT支援員が数校掛け持ちしているところから、週に1 日 2 日ぐらいしかこないという学校もあれば、1 つの学校に支援員が 1 人常時いる、あるいは2人常時いるというところもある」ということです。2人常駐、というのはとても充実していて素晴らしいですね。
一方岩手県や北海道等、計算上の充足にも届かない、という自治体もあります。
とはいえ、単純に「ICT支援員(と思われる人)」の人数が物理的に多ければ、このグラフでは充足に近づく、ということになります。
この調査では、「ヘルプデスクとICT支援員を兼務している人がいる場合、ICT支援員として1と数えるかどうか」については、なかなか判断が難しいところとなっています。ほとんどヘルプデスクにいて、ICT支援員としての担当は1校、というような人も、毎日ICT支援しに学校へ行っています、という人も両方「1人」とカウントされる可能性があるということですね。
ですので、人数を増やそうと思えばそれなりに増やすことができ、結果、グラフの見た目を充足させることができる、ということも起こり得ます。
ICT支援員未配置の学校が3割程度あるとされる現状です。完全に実態を表している、というわけではありませんが、参考にすることができるグラフですね。
来週は、サイトメンテナンスのため更新ができません。(表示はできます)ので、3ページ目は9月22日にお届けする予定です。
よろしくお願い申し上げます。
投稿者プロフィール

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株式会社ハイパーブレインの常務取締役です。
教育情報化コーディネータ1級
愛知教育大学非常勤講師です。専門はICT支援員の研究です。
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