修学旅行のまとめをちょっとした工夫で密度の濃いものに

【基本情報】

学年:6年
教科:総合的な学習の時間
教材:マイクロソフトワード、マイクロソフトパブリッシャー
内容:修学旅行新聞の作成

【授業計画】

O小学校6年生は修学旅行の事後学習で「修学旅行新聞」を作成しています。
担任の先生より「例年はマイクロソフトワードを使っているが、作成途中にレイアウトが崩れてしまうので子ども達が新聞作成に集中できずに時間がかかってしまう。何か良い方法はないか」
とのご相談がありました。
そこで簡易DTPソフト『マイクロソフトパブリッシャー』の活用をご提案し、以下の工程で新聞作成を行うことになりました。

  • ①記事をマイクロソフトワードで打ちこむ(2時間)
  • ②マイクロソフトパブリッシャーでDTPを行う(1時間)

【授業内容】

(第1回目 支援)
「今日は本物の新聞社と同じ新聞の作り方をします!」
はじめに2段階工程で新聞を作っていくことを伝えました。さらに新聞のお手本を見せて完成のイメージを伝えました。子ども達から、
「かっこいい!」「早く作りたい!」
モチベーションが上がる意見が聞こえたところで、マイクロソフトワードを使い記事の作成を行いました。
これらの記事の作成は継続して行い、次回訪問時にDTP作業を行うことを伝えて終了しました。

(第2回目 支援)
本授業では『マイクロソフトパブリッシャー』を使い記事と写真のDTP作業を行います。
このソフトウエアは子ども達にとって馴染みがないため、始めは戸惑う様子が見られましたが
他のマイクロソフト製品と同じインターフェースであることから、簡単な説明のみですぐに使いこなしていました。
子ども達は、45分間という限られた時間の中で、記事と写真の割り付けだけでなく装飾フォントを使ったり、写真のスタイルを工夫したりとクオリティの高い新聞に仕上げていました。

【授業を終えて】

担任の先生より「例年より見栄えのする新聞を例年のほぼ半分の時間で完成することができた。新聞に限らずおたより等の作成に活用していきたい」とのお話がありました。
今後も、ぜひ「先生方のご要望」と「授業のねらい」を意識しながら効果的なソフトウエアのご紹介をしていきたいと思っています

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