ハンドボール選手が調べる生成AIの今

高校英語で「生成AI」をフル活用! 個別最適化で書く・話す授業が「激変」した実践例 <長崎の公立高校で>https://news.yahoo.co.jp/articles/3081abcc543220a4e90a76b466b5d63516d38984

語彙力の高まり

前回に引き続き、英語の授業で生成AIを活用している長崎北高等学校についての記事です。今回は、ChatGPTを活用することでどんな効果があり、生徒たちはどう感じているのかを学んでいきます。
ChatGPTの活用により「生徒の語彙力が高まり、ChatGPTの書き癖を真似することで論理的な英文を書く能力も高まった」と先生自身が感じているそうです。実際に学習している学生からも「先生には聞きにくい些細なことをChatGPTには遠慮なく聞ける」「先生に対してはChatGPTでは解決できない本質的な質問ができるようになった」などの意見が出ているそうです。

この意見を聞くと、教育の質が上がっている印象を受けます。英語などのように日常的に使うことが少ない教科だからこそ、生徒たちにとってChatGPTの存在は大きいのではないかと思います。

マイナスな面も?

もちろんポジティブな意見だけではありません。ネガティブな意見として「想定通りの回答が得られるとは限らず、プロンプトを作るのが面倒くさい」「ChatGPTを使って課題に取り組んだ人の方が、使わなかった人よりも評価されそうなのが心配」という意見も出ています。
ChatGPTを活用する中で、回答に含まれる誤った内容やバイアスのかかった内容を鵜呑みにしてしまう、自分で考えずに回答を書き写して課題を終えるズルもできるといった、負の側面もあるとされています。

たしかに、その人らしい表現や考え方が正しさによって減ってしまうのではないかと思いました。
そのようなネガティブな点についてはどのような指導を行っているのでしょうか?
次回はその指導方法についても学んでいきたいと思います。

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!