ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読

前回は、30分20秒までを視聴し、ベストエフォート型について考えました。今回は、32分20秒までを視聴していき、校内ネットワークについてです。今回は短く簡単にまとめてみました。

【文科省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hV5HHl0uITk

企業の経験

今回は校内ネットワークについてです。

端末の時と同じように「地元の業者さま」は、学校のICT環境が大きく変わるという経験がない。という発言をしていました。でもそれは、事業者に限らず、日本全体も同じことだそうです。
ICT環境が大きく変わるという経験を誰もしていないので、何が正解で何を選択するべきなのかが分からないのは当然だと思います。

ですが、ITに強い業者は企業の経験を持ってくることもあるみたいなので、そこはしっかり判断していきたいところです。

企業と学校

パソコンを使う学生のイラスト

今回の動画で特に主張していたことは、子供たちが学びの中で使用するICTの重要さは企業とは違うということです。

校務レベル、それ以上の機微な情報を企業のそれぞれの執務室でやり取りをする。このやり取りの重要性や機密性を考えると、企業に求められる冗長性は学校には必要ない。

この一言は、言いたいことは分かるのに、分かりやすく言い換えるのが難しかった言葉です。

パソコンを使う会社員のイラスト

簡単に言うと、企業で取り扱う情報も校務で取り扱う情報も同じくらい重要です。だから、校務の情報を取り扱うのであれば企業レベルのセキュリティが必要。でも、今回は学習用なので、そこまで機密性や重要性を重視して考える必要はないということです。
企業と学校では求めるものも、求めているものの質も違うということがポイントです!

大切なことは

だからこそ、文科省ではこれまでの紹介した見直しポイントを参考に、必要最低限の整備・見直しをしてほしいと伝えていますし、それを発信しています。私的には、学習用だからこそ、必要最低限ということが重要だと思いました。

大切なことは、企業には企業の経験があり、学校には学校の経験があるので、ICTの重要さも必要なものも違うということです。それをしっかり理解した上で、学校のICT環境の大きな変化にあった必要最低限の選択が出来ればいいと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!