ICT初心者社員、文部科学省の動画を解読
前回は17分25秒までを視聴し、端末環境整備にはコストがかかることが分かり、その解決策について考えました。今回は少し短いですが、19分45秒までを視聴し、保守管理について考えていきます。
【文科省動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hV5HHl0uITk
保守管理とは?
今回何度も出てきた言葉が「保守管理」分かりそうで分からない言葉でした。
パソコン導入後のトラブル対応をはじめとした管理や運用、そしてリサイクルなど全般の作業のことを意味するということです。それでもパッとしない私は、色々調べてみました。簡単に言うと保守管理とは、パソコンを安心・安全に使うために管理してくれるサービスのことだということが分かりました。
今までだと、ソフトウェアの種類も多く、複雑な機器対応が必要だったので、ハードデスク自体も高いし必然的に保守管理も高いものが必要で、とてもコストがかかっていました。
現状
前回お伝えしたように、コストを下げるために端末はシンプルなものになりました。
従来は、ソフトウェアも減り、端末もシンプルなものになったはずなのに、環境整備の中で保守管理だけが変わらない。だからこれからは、1台いくらという方法ではなく、大量導入で管理も効率化し、すべてのハードディスク・すべての端末の保守管理を広くかければいいという考えがあげられていました。
たしかに、シンプルになったものに従来と同じくらいのお金をかけなくてもいいと思うし、少しでも早くみんなのもとに端末が届き、ICT環境整備をするためには、保守管理も容易にするべきだと思います。
例えばどんなものがあるか紹介していたものを紹介します。
センドバック方式
「センドバック方式」またまた聞いたことのない言葉の登場です。
センドバック方式とは、端末などが不具合や故障したときに、メーカーや販売店に送り、修理して送り返してもらえるサービスのことです。
センドバックの対義語にオンプレミスがあり、オンプレミスは現場に出向いて業務対応を行います。そのため、送る手間が減ったり、その場で様子を確認できるというメリットがあります。
学校の先生はこのオンプレミスがいいという意見が多かったようです。ですが、文部科学省ではセンドバック方式を進めています。
常に時間との勝負の先生からすれば、早急に対応してくれるオンプレミスが良いのは当然です。ですが、センドバック方式を文科省が進める理由としては、外部からの情報漏えいを防ぐためであったり、何より人件費削減によって保守管理のコスト削減が狙いだとされています。
どちらにもメリット・デメリットがあり、先生の気持ちになればオンプレミス派ですが、今回の課題となっている保守管理もコスト削減を! という考えだとセンドバック方式派です。あなたはどう考えますか?
最後に、保守管理は絶対に必要なものだと思います。でも、これまでと考え方自体も変えていかないといけないことを理解してほしいと伝えていたように、端末が変われば、保守管理も変化していくということを、これから利用していくうえで私たち自身も理解しておかないといけないと思いました。
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株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!
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