キャンプの教育的効果を高めるためにICT機器を

【基本情報】

学年:5年
教科:総合的な学習の時間
教材:マイクロソフトパワーポイント、授業支援ソフトウエア
内容:キャンプの目標を書こう

【授業計画】

U小学校の5年生は、2泊3日のキャンプに向けて「トーチ係」、「炊飯係」、「保健係」などそれぞれの役割に責任を持ち準備をスタートしました。
今回、学年主任の先生から「コンピュータでキャンプに対する目標を書いたポスターを作成したい。作成したポスターはA4サイズで印刷して保護者会の掲示物に使いたい」とのご依頼がありました。
また後期では「総合的な学習の時間」のまとめ発表でマイクロソフトパワーポイントを使い資料を作成する予定があることから、マイクロソフトパワーポイントで作成を行うことにしました。
さらに学年の人数が多いことから、トナーを節約し、かつ保護者さんの目を引ける様に、明るい網掛けを中心としたデザインのテンプレートを作成して用意しました。

【授業内容】

はじめに、先生から子ども達に作成するポスターの目的、キャンプでの役割についてお話がありました。
次にICT支援員が、事前に作成したお手本を見せながらマイクロソフトパワーポイントの使い方を説明しました。
クラスの人数が多いので全員に指示が伝わる様に『授業支援ソフトウエア』を活用して児童用コンピュータのディスプレイへ操作手順を転送しながら説明を行いました。
またPC教室が通常の約2倍と広く、後方への個別指導に即時に対応できないため、操作に困った時にはグループ内で協働で教え合うことができるように操作方法の説明を行いました。
子ども達は、はじめは慣れないソフトウエアの操作に戸惑う様子でしたがPCの操作が得意な子を中心に協力しあい、授業の後半では操作に困ることなく制作を進めていくことができました。
45分間という限られた時間の中で、全員がポスターを完成させカラー印刷を行うことができました。
最後に、先生から子ども達に「今日、みんなで協力しあってポスターを作った様にキャンプでもクラス全体で協力し合い楽しいキャンプにしましょう」とのお話があり授業が終了しました。

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