ICT支援員初心者、ICT関連の動画を解読

前回は、7分12秒までを視聴し、大分県の公立小学校がiPadを身近な道具として普段から活用している様子をお伝えしました。今回は11分25秒までを視聴し、郷土学の授業でICTを活用している様子をお伝えしていきます。

【全校児童70人】大分県の公立小学校のiPad活用がすごかった…!
https://www.youtube.com/watch?v=Q36Je-OsdQw

郷土学でICT活用

今回は、総合の授業でICTを活用する様子を紹介していました。その授業では、水霊石という地域のお守り的存在である石について調査し、フィードバックをして歌を作っています。地域の口伝伝承を大切にした郷土学です。
今回の授業では水霊石の歌について、アレンジチーム、プレゼンチーム、紹介ゲームチームの3つに分かれ、それぞれGarageBand、Keynote、Scratchを活用していました。

GarageBandを使ったアレンジチームは、迫力をつけるために太鼓の音をつけたり、ピアノの音や他の楽器も使い、音を重ねたりして作っていました。音はチームによって全く雰囲気が異なり、グループの個性が表現されていました。Keynoteを使ったプレゼンチームは、これまでの授業過程をプレゼンでまとめて発表していました。プログラミングアプリであるScratchを活用していた紹介ゲームチームは、ブロック崩しのようなゲームで楽しく水霊石を紹介していました。発表中にバグがありましたが、それも含めてクラスは笑顔に包まれていました。

様々なアプリを活用

「iMovieを使って発表がしたい」と先生に相談した少年もいました。水霊石の紹介動画を作成していて、小学生でもiMovieを使いたいと言えること、使えることがすごいなと思いました。

今回紹介されていた授業風景を見て、私自身使ったことのないアプリも沢山あり、小学生でこのレベルの授業を行っていることに驚きを感じました。授業では、グループで協力しながらアイデアを出しつつ、各グループオリジナリティがあって素敵だなと思いました。このようにICTを活用した授業がどの学校でも当たり前になれば、授業の幅も広がり、何より子供たちが楽しく学べる環境が作れるのではないでしょうか。

投稿者プロフィール

屋田 菜美
屋田 菜美
株式会社ハイパーブレイン教育DX推進部・ICTは初心者です!
HC名古屋というチームでハンドボールしてます!